大阪タクシー運転手さんのおもてなしに学ぶホスト視点

大阪タクシー運転手さんのおもてなしに学ぶホスト視点

向山です。


先日、大阪市内でタクシーの運転手を
している男性の方とお話する機会が
ありました。


お話する中で、

これはすごいおもてなし!

という内容を、
惜しげも無く話してくださったので、
シェアします。

大阪のタクシー運転手さんによるホスト級のおもてなし


大阪とここ京都のタクシー業界の違い、
会社タクシーと個人タクシーの違いが
あることを先にお伝えしておきます。


彼は大阪市内を中心に、
会社タクシーであちこちを走っています。

タクシー運転手であることが、
ほんとに好きなんだなあと、
話からひしひしと伝わってきまして。

社員であるものの、
けっこうフレキシブルで、
運転手にある程度の自由が認められています。

給料は歩合制とのことです。

その自由度と歩合制から、頭を働かせて、
彼はサービスに知恵をしぼっています。

1.指名予約があれば自家用車でも行く


彼独自のサービスの一つが、
「指名予約」です。


予約というと、
「○時にどこそこにきてー」と
タクシー会社に電話するのが
ふつうですよね?

最近は、スマホアプリで、
タクシーをつかまえることも
可能になってきています。

(実際にアプリを使って呼んだことが
何度もあります。便利ですよね~。)

でも、お客の側からすると、
運転手さんを選ぶことはできません。

つまり、自分にとっていい感じの
当たりの運転手さんの場合もありますが、
無愛想で印象が悪い運転手さんや、
駆け出しの初心者運転手さんという
はずれの場合があります。

はずれの運転手さんにあたると、
タクシー内で余計な気遣いをする
ハメになります。

そんな経験がありますよね?


そこで彼は考えました。

お客さんに名刺を渡しておいて、
指名予約があれば、
自家用車でもむかえにいって、
目的地に連れて行くと。

自家用車を使うのは、
勤務が始まる前の1~2時間くらい前です。

さすがに24時間営業はできませんけど、
勤務時間前のちょっとの時間なら、
自家用車でサービスができると。

そして、お客さんを目的地でおろしたら、
会社にいってタクシーに乗りかえて、
改めて仕事開始です。


この話を聴いたときに、

「えー!京都でそれやってくれたら、
ぜったいご指名するのにーー!(笑)」

と思わず言ってしまいました。


それと、これって、
会社に属さない個人タクシーこそ、
やるべきサービスですよね。

やってないほうがおかしいくらい。

2.機転が効いたBGMを流す


これはびっくりしましたよ。
へぇえええええええ!!!でした。

「え、BGM流してもいいん?」と。


よくある風景というと、

タクシーの運転手さんが
自分の趣味で野球中継のラジオを
流してる

ですよね?

でもそれって、野球が嫌い、
野球に興味がない人にとっては、
騒音、雑音でしかありません。

運転手さんの趣味に付き合わされるのは、
苦痛です。

自分の趣味を客に押し付けるなよー
ってことですね。

サービスどころか、害になってるという。


でも、彼は違いました。

彼の狙いはコンサート帰りの
お客さんです。

大阪だと、京セラドームや大阪城ホール。
(京都だと、ロームシアター京都)

コンサートが終わったら、
すぐに新幹線に飛び乗る方もいるわけで。

「新大阪まで!」というお客さんが、
一定数いらっしゃるんだそうです。


2017.4.20現在、
大阪城ホールの予定を見ると、

AI
ジャニーズJr.
NEWS

のコンサートが控えてます。


彼はどんな行動をとっているかというと。


まず、カーナビをつけていません。
えっ?と思われるかもしれませんが。

カーナビは半年に1回のデータ更新だけど、
スマホならまめにデータが更新されるから、
基本はスマホでナビアプリを
開いてるんだとか。

特に細かい道については、
ナビアプリのほうが精度がいいそうです。

うーん、ちょっとしたおもてなし!


そして、スマホは2台持ちです。

1台はナビアプリ用のスマホ。
もう1台はそう、BGM用のスマホです。

彼のタクシーのダッシュボードには、
2台のスマホがあるという、
面白い光景が見られます(笑)。


たとえばiphoneであれば、
ipod機能がついているので、
ipodにダウンロードした曲を
つめこんでおくことができます。

たとえば、
AIさんのコンサート帰りなら、
AIさんのベスト盤をiphoneのipodに
入れておくんですね。

(今回のAIのコンサートは、
コラボしばりのようですが)

NEWSならNEWSのベスト盤を。

AIさんのコンサート帰りのお客さんが、
彼のタクシーにのったとき。

「Story」
「みんながみんな英雄」

がBGMで流れてきたらどう思いますか?


うん。

コンサートの感動がよみがえって、
またテンションが上がるわけですね。

いまさっき見たAIさんの歌う様子が、
脳で動画再生されるんですよ。

そして、
運転手さんの粋なはからいにも、
感動しちゃうわけで。

テンションあげあげで新大阪まで行き、
余韻をじゅうぶんに味わいながら、
新幹線で帰ります。


アーティストのコンサート帰りに、
野球中継なんぞ流されようものなら、
どれだけテンションが落ちることか!


この話を聴いた時、

接客サービスのビジネスの本質を
すごくよくわかってる方なんだな!

と感心しましたし、
そのおもてなしの姿勢は、
いまのビジネスにも十分活かせます。


コンサート帰りのお客さんでなく、
ふつうのお客さんの場合でも、
BGMとして邪魔にならない曲を
流しているそうです。

ロックやポップスだと、
日本語ボーカル入りだし、
お客さんの好みがバラバラなので、
だめなんです。

イージーリスニングなんか
いい感じだね~と話してました。

私はお節介心から、

「ジャズもいいんじゃないですか?

クラシックだとタクシーには
ちょっと合わないし。

そうそう、CMがうるさくない、
曲を流しっぱなしの、
海外産のネットラジオアプリが
あるんですが・・・」

たまに使ってる、
海外産のネットラジオの
アプリを教えてあげたら、
喜んでくれました。

チャンネル数が豊富すぎるので、
しっくりくるチャンネルを選んでね、
とアドバイスしました。

ネットラジオだと、
スマホの容量を食わないし、
動画系のアプリほど重たくはないので、
最適なんですよ。

僕はホストなんですよ


・指名予約で自家用車
・粋なBGMを流す

なぜこんなアイデアが、
彼に生まれてきたかというと。

「僕はタクシー運転手って、
”ホスト”みたいなもんだと
思ってるんです。

お客さんにいい気分になってもらって
ナンボのサービス商売なんで。」

とさらっと言うんですね。


確かにそうですよね。


彼は大変だ!といわれる
タクシー業界の中でも、
楽しんで、ひょうひょうと
生き残っていける人だと確信できました。

スマホを十分に使いこなしてるから、
進化するデバイスに対応できてるし、
ホストとして自然とサービスできるから、
食いっぱぐれがないし。


逆に、生き残れないタクシー運転手は、
野球中継という自己満足を垂れ流し、
時代の進化についていけないアナログで、
お客さんから指名一つ取れない人です。

駅で止まってるだけじゃ
ダメですよ(笑)

他の運転手と同じことをやってたら、
お客さんが取られちゃいますって。

他の運転手が気づかないけど、
人が多く集まるところに、
しれっと行かなくちゃね。

関連づける


この話が、私たちのいる
メルマガ、アフィリエイトビジネスに
どう関係しているかというと。

・他の人は気づかないけど
お金払いがいい見こみ客が
多く集まる市場に突入

・お客さんにいい気分になっていただく
しかけをあちこちに仕込む

です。

先の記事で私がやるやる!
いってるのは、

「お金払いがいい見こみ客が
多く集まる市場」

の突入です。

稼ぐ系でつちかった経験を、
ちょっと応用すればいける!と
確信できたので、
着々と準備を進めています。


「お客さんにいい気分になっていただく」は、
ビジネス人しては当然しなければ
ならないことなので、
自然とできるようになるのがベストです。



そして、今回の記事ですが、
こんな他人の話からでも、
ビジネスのネタやヒントはあるし、
記事に書けることを
知っていただきたかったんです。

ちょっとした話を、
ビジネスに翻訳できれば、
ネタは尽きませんよ☆



PS.

京都もタクシー文化が発達してますが、
こんなおもてなしをしている運転手の方は
いなさそうです。

観光地をよく知り、
愛想のいい方は多いんですけどね。

素敵なおもてなしをする運転手さんが
いらっしゃらないかしら?


ちなみに画像の道は、
京都をよく知る人なら、
ぜったいに通ってるところです。

いまは一車線になっちゃったけど。


では!